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よくある質問

それぞれ違う硬度のゴムを混ぜ合わせるとどうなるの?

基本的に同じ種類のゴムを混ぜるとそれぞれの割合により硬度を調整することができます。(例えばEPDM40°とEPDM60°を1:1で混ぜてEPDM50°を作る等。ただしテストピース等により硬度チェック必須)

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ゴムと他の物質の同時成型はできる?

成型時に圧力、温度に耐えられるもの(ゴム、金属、フィルム、布、皮革等)であれば可能です。インサート成型といいます。

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シリコンとシリコーンの違いは何ですか?

シリコンとは

元素の種類であるケイ素(Si)のことです。地球上の地殻にも含まれており、その量とは酸素についで2番目に多い元素です。簡単に言うと、シリコンとは元素のことです。

シリコーンとは

自然界に存在しているケイ石に、人工的に化学反応を加えたものが原料になる化合物。その中で、有機基の結合しているケイ素が酸素と連なってできている高分子化合物をシリコーンと呼ぶそうです。シリコーンは天然には存在しない物質です。


簡単に言うとシリコンは元素、シリコーンは化合物!!目に見えるか見えないか!製品はシリコンを使用しシリコーンにしたものということです。

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シリコーンゴムはどうして安心安全と言われるのですか?

シリコーンゴムは他の物質に侵されることなく化学的にも安定してるので人体に対しても悪い影響を与える心配がないと言われています。万一、誤って食べてしまっても、人体には無害と言われており、医療、食品、化粧品関連の分野に多く使用されています。→(もし有害であれば子供が外で砂遊びもできなくなりますね。。。)長期間経っても性質が変化しづらいと言われていて、整形手術などで身体の中にシリコーンゴムを使用していることからも安全性を理解できます。シャンプーなどの中にも入っているものもあり、身体に直接つけるコーティング材としても多く使用されています。(最近ではノンシリコンシャンプー等も流行っていますが。。。)アレルギー反応もほとんど起きないと言われてるのが一般的です。

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シリコーンゴムへの印刷は普通のインクを使用できますか?

普通のインクではできません。
シリコーンを主成分としたシリコーン系のインクが必要です。普通のインクでは密着せず剥がれてしまいます。また、インクは熱硬化で焼き付け密着させますが一般的にはフラット面への印刷となります。

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ゴムとエラストマーの違いは何ですか?

本来、エラストマーとは弾力ゴムの総称であり、架橋したシリコーンゴムも、エラストマーと言えるのですが、ここでは一般的にゴムとプラスチック樹脂との中間に位置する素材としてのエラストマーとしてお話します。 原料から製品形状に加工する方法に大きな違いがありシリコーンゴムは、熱硬化型と呼ばれ、素材を加熱することにより硬化(架橋),しますが、エラストマーは熱可塑性型と呼ばれで、熱で素材を融解させものを、冷やして硬化させます。つまり、シリコーンゴムは一定の熱を加えると硬化しますが、ここでいうエラストマーは一定の熱を加えると融解するという大きな違いがあります。

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ゴムとプラスチックはどこが違うの?

ゴムは、伸縮性があり伸ばしても元に戻る、プラスチックは熱に弱い、という風に一般的に区別されています。最近ではゴムのように柔らかさのあるプラスチックもありますが、熱で溶けてしまったり、硬化してしまったりします。

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ゴムはどんなところに使われているの?

トイレのパッキン、水道用のパッキン、OA機器、車の窓枠、絶縁材、防振、携帯のカバー、最近ではキッチン用品等用途としては様々な場所で見える場所から見えない場所でも使われています。

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シリコーンゴムの二次加硫って?

シリコーンゴムはプレス、押出しなどの成形後にオーブンによる二次加硫(再加熱)をすることが一般的です。
その主な理由は次の2点です。

・熱履歴を与えることによりシリコーンゴムの特性を熱安定化させる。
・過酸化物タイプの加硫の場合、分解残渣が残るため、加熱除去する。

NBR、EPDM、フッ素ゴムなどで焼付けが可能です。金属の方は、黄銅、青銅、鉄、ステンレスなどです。主な使用用途は水回り関係やガス機器のバルブです。

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なぜ伸縮するの?

ゴムを作っている基本の粒子はひも状(高分子と言います)になっています。ゴムはひも状の分子(粒子)が丸まって出来ているため、力が加わると変形します。ただ、生ゴム(※1)は分子同士の結びつき(架橋)が無いので、変形はしても元の形には戻りません。そこで生ゴムに「加硫」という方法(工程)で人の手を加えて、分子同士の結びつきを作ったものを加硫ゴムと呼びます。
加硫ゴムはその結びつきによって、力が加わり変形しても元の形に戻ろうとする力が働くようになるのです。

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加硫温度、加硫時間等の成型条件はどのようにして決めているの?

使用する材料の物性データ等により、標準的な加硫温度、加硫時間は定められていますが金型の構造、成型品の大きさや厚み、形状等により変わるので試作段階で品質面でベストと思われる条件を決めます。(例 25×25×1tのシリコンシート 加硫温度170℃ 加硫時間6分)

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材料ゴムを放置するとどうなる?

材料ゴムを長期間常温で放置すると、材料が劣化し、成型不良や、ゴム本来の持つ物性(強度や伸び等)が満足に得られないことがあります。材料ゴムは常温でも目視では分からない程度ですが、少しずつ加硫は進んでしまいます。ですので保管する場合は冷蔵庫等の冷暗所で保管するのが望ましいです。

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直圧成型の場合、実際に成型可能数はどれくらい?

金型の取り数、加硫時間、作業時間により大きく変わります。

  例 加硫時間6分+作業時間4分=10分/ショット(回)
     6ショット/時間  1日8時間稼動とすると48ショット/日

○1個取り×48ショット/日=48個/日

○2個取り×48ショット/日=96個/日

○100個取り×48ショット/日=4800個/日

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ゴムの硬度って例えるとどのくらい??

ゴムには硬度という硬さの指標があり、0度~90度等の硬さに分類できます。硬さを一般のモノに例えると 5度~10度くらいが人肌、30度~40度くらいが消しゴム、60度~70度くらいが車のタイヤ、80度くらいがマウスのボール(現在はあまり使用されていませんが・・・)の硬さに近い言われています。

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パーティングラインとは??

ゴム製品を金型で成型すると、金型の割位置にバリと呼ばれる製品からはみ出したゴムが出てきます。 これを取り除いた部分にできるのがゴムのパーティング・ラインとなります。図に示すように、同じ形状でもA案では 外観にパーティングラインが入ってしまうのでNGとなり、この場合B案の金型で製作します。

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ゴムの収縮率とは??

ゴム成型品が金型から開放され常温に至り体積が収縮する現象が成型収縮であり、
この収縮する度合いを成型収縮率と呼んでいます。
成型収縮率は式①により、またキャビティ寸法は式②により求められます。
ゴム成型品の収縮率はおおよそ1.5~3%程度と比較的大きく、そのバラツキもプラ
スチック成型品よりも大きくなると考えられます。
なお、成型収縮率は、製品の材質・配合系・形状・成型法・成型条件などによっても
異なるため、運用にあたっては、類似品のデータの活用やトライアルなど、経験則に
より設定することが一般的です。ゴム硬度と収縮率の関係は表をご覧ください。

収縮率.jpg

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ゴムの寸法公差とは??

1級(精級)

1級は、金型で成型されるもので、主に精密な公差を要求されるゴム製品などです。

2級(中級)

2級は、金型成型品や、一定断面の押出成型品などです。

3級粗級

3級は、手加工品、精度を要求しない成型品、機械加工等であけた穴などです。

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ゴム製品の直圧プレスと切削の価格ってどう違うの??

 直圧プレスでは初期費用として金型費が発生するため、数量の少ない場合、切削で加工する方が金額合計が少なくて済む場合が多いです。製品数量が多くなると、直圧プレスの方が金額面でもメリットが出ます。量産を見越した試作の場合、金型で試作することで成型の問題点を洗い出すことができます。最終的な数量を考え、加工方法を選択する必要があります。

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ゴムの機械加工とは??

ゴムの加工方法を、大雑把に、成型加工と機械加工に大別すると、成型加工は、金型という金属(内部に、製品形状の空間が存在する)で、ゴム素材を挟み込み、圧力と熱を加え、形を作る方法で、ちょうど「たい焼き」の作り方をイメージして頂くとわかりやすいと思います。

一方、機械加工は、ゴムの塊から、製品を削り出すイメージで、旋盤加工、フライス加工、ウォータージェット加工、カッティングプロッター加工、スリット加工、切断加工、穴あけ加工、ロクロ加工、打ち抜き加工、研磨加工等、様々な方法が用いられます(その他、接着による貼り合わせもポピュラー)。ただし、ゴムの場合、一般的な木材や金属を機械加工するのとは、大きく異なる難しい点があります。簡単な例をあげると、例えば、ゴムで作った弾力のある鉛筆を、カッターナイフで削ろうとしても、柄の部分がすぐに曲がってしまい、たやすく削れそうにはありません。

また金属では一般的な、曲げ加工や深絞り加工が使えない為、例えば、ゴム製の箱を、ゴムの塊から機械加工で、削り出そうとすると、相当量の削りカスの発生を覚悟しておく必要があります。現代では、優れた設備技術や技能が存在し、複雑な形状の製品を生産する事も可能ですが、先ずは、生産コスト、生産スピード、ゴム材料(金型による成型加工に向いた種類と切削等、機械加工に向いた種類がある)等、様々な視点からゴムの加工方法を選択・組合せる事が重要です。

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ゴムに火をつけると、どうなる??

一般的には以下のような、状態・臭い・煙が発生します。
NR・・・燃焼〇/粘着化/ゴム臭/黒煙

U・・・燃焼〇/特異臭(タンパク臭)

Q・・・燃焼〇/軟化/臭気なし/白煙

CR・・・燃焼△/刺激臭(塩化水素臭)/黒煙

NBR・・・燃焼〇/軟化/タンパク臭/黒煙

EPDM・・・燃焼〇(溶融)/ローソク臭

FKM・・・燃焼☓/刺激臭/炎

IIR・・・燃焼〇(溶融)/甘臭/無煙(ローソク状炎)
実験結果をyoutubeにUPしていきますのでお楽しみに!(臭いは伝わりませんが・・・)

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ゴムのリサイクル

ゴムは、ペットボトルのリサイクルの様に、分別後、もう一度、溶かし直しての再成型、再利用が可能というわけにはいきません。一旦、成型が完了したゴム製品等を、再成型可能なゴム原料へ戻す為には、「架橋ネットの切断」という工程が必要になります。しかしながら、鎖状のゴム分子自体にダメージを与えないで、架橋点のみを選択的に切断することは非常に難しく、新ゴム原料の使用時と比較し、ゴム製品の物性面が低下するという問題を、低コストで、解決する技術が必要になってきます。勿論、ゴムのマテリアル・リサイクルに向けた動き(努力)は、活発ですが、残念ながら、一般的には、ゴムのマテリアル・リサイクルとは言っても、比較的、その物性面を問題にしなくてもいい用途(滑り止め用ゴムマット等)への適用や、その他、サーマル・リサイクル(燃料用途)に限定されてしまう感があります。

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表面処理と透明度の関係性

シリコンゴムのように透明なシリコンゴムの場合、製品の表面性状は透明度に影響します。 シボでは窓ガラスでいうすりガラスのように、透明度が下がります。鏡面で仕上げると透明度が高くなります。

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加工方法による表面性状の違いは?

ゴム製品の表面性状は加工方法によっても違いが出ます。 例えば、直圧プレスでのゴム製品の表面性状は金型キャビティの表面性状に影響します。 キャビティというのは閉めた金型の空間のことです。 図に示す様に、上型の表面形状が製品の上側の表面に転写し、下型も同様です。 そのため、直圧プレスでは金型に表面処理を施すことで、ゴム製品の表面を変えることが可能です。

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