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クロロプレンゴム(CR)

CRとは...

CRは、耐熱性、耐疲労性、耐オゾン性、耐炎性をはじめ、耐油性、耐化学薬品性などの特徴を有する。このうち耐熱性は、80~90℃での連続使用に耐えるが、NBRより劣る。定温性は-20~30℃までは耐える。CRは全般的に均衡のとれた性質から、苛酷な使用条件を要求される工業用品などに広く理由されている。

化学構造

機械特性

ゴムの比重 1.15~1.25
可能なJISの硬さ範囲 10~90
引張強さ(kg/cm2 50~250
伸び(%) 100~1000
反発弾性
引裂き強さ
圧縮永久歪
耐摩耗性 ◎~◯
耐屈曲亀裂性

物理的特性

耐熱性 130
耐寒性 -35~-55
耐老化性
耐オゾン性
耐候性
耐炎性
ガス透過性(cc.cm/cm2.sec.atm) 3
耐放射線性 ◯~△

電気特性

体積対抗(Ω/㎝、25℃) 1010~1012
破壊電圧(V/mil,短時間)
誘電率 60∝ 7.5

耐油・耐薬品特性

ガソリン・軽油
ペンゼン・トルエン
トリクレン
アルコール
エーテル X~△
ケトン(MEK) △~◯
酢酸エチル
有機酸 X~△
高濃度無機酸
低濃度無機酸
高濃度アルカリ
低濃度アルカリ

製造・種類

  • 1930年代に開発されたもっとも古い歴史を持つ合成ゴムで、乳化重合で合成される。
  • チウラム系によるイオウ変性(Gタイプ)、メルカプタン系による非イオウ変性(Wタイプ)および特殊用途タイプの3種類がある。
  • ※チウラム系→加硫促進剤に用いられる化合物、メルカプタン系→水素化された硫黄を末端に持つ有機化合物

特徴

  • 耐候性、耐オゾン性、耐老化性、耐油性にすぐれる。
  • 耐薬品性や難燃化にもすぐれる。
  • 他の特殊ゴムに比較して部品的性質に劣る点もあるが、全体的バランスがよい。
  • 原料ゴムの貯蔵安定性、耐寒性が劣る。
  • ベンゼン、四塩化炭素、クロロベンゼンなどに可溶。

用途

  • 各種自動車部品
  • ワイヤ、ケーブル関係
  • 工業用部品(ベルト、ホースなど)
  • はきもの、レジャー用品(ウェットスーツ、他)
  • 接着剤関係